イルカってどんな生き物か紹介します。

イルカとはどのような生き物なのか

   イルカの祖先
イルカが海原を泳いでいる写真 Photo by Gen OHHORI
この画像転載は著作者より承諾を得ています。
http://www.ohhori.com/dolphin

 今から約6000万年前、陸上を蹄のついた4本足で歩いていた哺乳類が、敵から逃れるために海に移動した。これが現在のクジラやイルカの祖先でる。水の中で生活していくために尻尾が進化し尾びれとなり、後足は退化し、前足は胸ビレとなり、体は水の抵抗を少なくするために流線型になったといわれている。

   イルカの知能

 イルカの知能はどのくらいのものなのだろうか?体の大きさや種類によって脳の大きさは様々であるが、体の大きさに対する脳の大きさの比率を調べると、人間などの霊長類とほぼ同じくらいの比率で、イルカの脳に占める大脳の大きさは人間とほぼ同じくらいということらしい。大脳に含まれる大脳皮質は、認知機能と視聴覚をつかさどる部分である。

   イルカの目

 イルカの目は、左右それぞれ別々に機能します。1度に2つのものを見ることができ、片目で水上の人間を見ながら、もう片方で水中の魚を見ることができます。

   イルカの泳力

 泳ぐスピードや潜水深度は種類によって違うが、最もなじみの深いバンドウイルカの場合、泳ぐ速さは時速34キロメートル、潜っていける深さは300メートルで、一度呼吸すれば6分間ほど潜っていることができる。

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エコーロケーション

 イルカの最大の特徴は【エコーロケーション】(反響定位)と呼ばれるものである。イルカはクリックスと呼ばれる、高い周波数を持つパルス波を出し、物体にあたり跳ね返ってくる反響をキャッチし、物体までの距離や、方向、大きさ、硬さなどの情報を得る。医者が超音波検査法で人間の体内を調べるように、イルカはエコーロケーションにより、人間の体内の様子を知ることができる。だからイルカは健常者と、障害者を判別することができるのである。だから、例えば、右半身に障害を持った人が海に入れば、イルカは不自由な右側を支えようと右側に回り込もうとする、また、大勢の人が海で溺れてて、その中に体の不自由な人がいるとしたら、イルカは真っ先にその人を助けようとするのである。
1頭1頭のイルカにはそれぞれの目印となる固有の鳴き声(ピーピーと聞こえる周波数の低い音)「ホイッスル」を持っており、それぞれのイルカがホイッスルで危険などの情報を送り捕食動物であるサメなどから身を守ったり、群れに指示を与えたりしている。

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イルカは人を助ける

 イルカは溺れている人間を助けたり、サメに襲われているダイバーを助けたり、網にかかった仲間を助けようとしたりと、とても優しい動物で豊かな感情と知能を持った生き物だと思います。イルカはなんの見返りもなしに人間を助けようと、人食いザメとして知られているホオジロザメをも相手に体を張り助けようとするのです。
海外では沖で泳いでたら10頭ほどのイルカの群れに回りを囲まれ、囲いから出ようとしても出してくれない、ふと周りを見てみると、数メートル先をホオジロザメが泳いでいて、イルカたちが守ってくれていた、そして安全な浅瀬まで誘導してくれたといったような実話が数多くあります。


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